平成19年以降のミニ(R55,R56~)はCVTが無くなり、R53と同じすべてアイシンの6速ATが採用されてます。R53では不具合が多発していたバルブボディも対策され、変速ショックなどの発生はかなり少なくなったようです。しかし、たまにバルブボディの不具合やミッション本体の故障もあります。

このトランスミッションのATFクーラーは水冷式(冷却水との熱交換式)で、CVT(R50)のように空冷式ではありません。おそらくそれが大きな原因かと思われるのですが、ATFの最高温度が、一般の縦置きエンジンなどに比べると、10度位高いんです。それでATFやソレノイドなどの寿命を縮めているのではないでしょうか。なぜ油温が高いかというと、冷却水の温度設定も高くなっているからなのですね。

ローテンプサーモスタットなどもあるようですが、できれば簡単に取り付けられるATFクーラーがあるといいのではと思いますが、、、。

さて、前置きが長くなりましたが、クーパーSクラブマンのATF交換のご依頼です。今回は45000キロ走行の車両で、特に何もミッションに異常はございません。

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45000キロでもATFはこんなに(左側)汚れています。通常、ATFはアイシンAFW+を使用していますが、お客様のご要望があればBMWよりも安いVWの純正ATFもご用意できます。

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バルブボディの周りも洗浄し、ストレーナーは新品にします。

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オイルパンも綺麗にします。

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あとは組み付けて、新しいATFを循環させてトルコンやバルブボディ内部も洗浄します。

ATFの注入はドレンボルトのところからポンプで圧入します。ドレンのネジ穴にフィットするこのような変換アダプタも当店で取り扱ってます。

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